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卒業設計にみる自然環境と建築のこれから

-第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会会長賞 公開レビュー及び表彰式-

私たち日本人は、震災をはじめとした様々な自然災害と向き合いながら暮らしを営んできました。2011年3月11日に起きた東日本大震災は、私たちに改めて、今後の建築が、コミュニティが、そして自然との向き合い方が、どうあるべきか、ということを考えさせることとなりました。
第3回国連防災世界会議の仙台開催に伴い、私たちせんだいデザインリーグ2015では「第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会会長賞」を設け、卒業設計を通して自然災害や防災、コミュニティなどの問題に関する日本の建築学生の考えを世界へと発信していきたいと思います。

日時
3月2日(月)10:30-12:30
 ※開催時間が変更になりました。


場所
せんだいメディアテーク5F,6Fギャラリー 
 ※5Fギャラリーホワイエにて開会式を行います。その後、来場者とともに5F,6Fギャラリーを巡回しながら、下記賞の受賞候補者によるプレゼンテーション、審査員とのディスカッションを行い、最優秀賞ほかを決定、5Fギャラリーホワイエにて表彰式を行います。



第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会会長賞 最優秀賞・・・1点(賞状及び盾を贈呈)
第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会会長賞・・・4点(賞状を贈呈)
  ※以下それぞれ最優秀賞、会長賞


公開レビュー審査員
山梨知彦 中田千彦


出展者の皆様へ
出展の際の注意事項等はこちらになりますのでご確認ください。


結果はこちら

せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦
活動記録 2003-2015

パネル展示
せんだいデザインリーグの歴史や、大会を運営する仙台建築都市学生会議の活動について紹介するパネルを展示しております。ぜひお越しください。

日時 3月1日(日)-6日(金) 10:00-19:00(最終日は15:00まで)
   3月14日(土)-18日(水) 10:00-20:00

場所 3月1日-6日:せんだいメディアテーク5Fギャラリーホワイエ
   3月14日-18日:せんだいメディアテーク2F南側
   ※いずれも観覧自由

映像企画 ファイナリスト~栄光のその先~

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かつてSDLで栄光に輝いた過去のファイナリスト、SDL2005日本一宮内義孝さん、SDL2012日本一今泉絵里花さんの現在を取材しました。彼らは今、どこで何をしているのか。卒業設計がその後の人生にどのような影響を及ぼしていったのか、卒業設計をすることにどのような意味があるのか、そしてSDLが彼らに与えた影響は何か。本大会会場にて、放映いたします。

本編はこちら
SDL2005日本一宮内義孝さん
https://www.youtube.com/watch?v=nfxr_b1Wa7A
SDL2012日本一今泉絵里花さん
https://www.youtube.com/watch?v=mER3JI1dYq




出演者

予告編



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宮内 義孝 SDL2004 日本一
『都市は輝いているか』
2007年東京大学院卒業後、青木淳建築計画事務所に勤務し、海外のプロジェクトやコンペ、杉並区大宮前体育館等を担当した。2014年に同事務所を退職、現在はフリーで活動を行っている。卒業設計では都心の横町を雑居ビルの複合体に建替える計画を提案した。

今泉さん顔写真.jpeg

今泉 絵里花 SDL2012 日本一
『神々の遊舞』
2012年から1年間、スイス連邦工科大学にてスイス地下都市計画の調査、提案を行う。現在は東北大学大学院修士課程。卒業設計では宮城県石巻市雄勝町に600年伝わる無形のお神楽をたよりに津波よって失われた集落の記憶、歴史を後世につなぐ神楽舞台と庭を構想した。

ファイナリスト~栄光のその先~ アーカイブ
斧澤未知子 SDL2008日本二位
https://www.youtube.com/watch?v=GFADl-lPa08
田中良典 SDL2013特別賞
https://www.youtube.com/watch?v=Lg4KL0hPW5Q

トークイベント「卒計を経て。~震災前後の卒業設計~」

今年で震災から4年がたちます。本大会の出展者の多くが、震災を経験した後に建築を学びはじめた方々です。会場にいらっしゃる人たちは、今年のSDLを見て、何を思うのでしょうか。我々が震災を経験したとき、皆立場は違いましたが、建築を学ぶ者であれば、今後の建築やコミュニティ、自然との向き合い方がどうあるべきか、ということなどを考えたのではないでしょうか。
建築を学ぶいろんな世代が、震災と建築の関係や、これからの建築に対する考えを議論する場をつくります。是非、お越しください。

日時:3月2日(月) 14:00-16:00 参加無料
場所:せんだいメディアテーク6F カフェ ヨムノム

出演者
今泉 絵里花 SDL2012 日本一
冨永 美保  SDL2011 日本一
大和田 卓  SDL2011 特別賞
西倉 美祝  SDL2012 特別賞

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冨永 美保 SDL2011 日本一
『パレードの余白』
東京藝術大学美術学部建築科教育研究助手をつとめる傍ら、2014年tomitoarchitecture を設立する。卒業設計では時間と人間と建築の関係性を探り、東京湾に浮かぶ正方形の無人島に結婚式場と都市公園を提案した。

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大和田 卓 SDL2011 特別賞
『住華街』
2012年から1年間スイス連邦工科大学に留学、現在は東京大学大学院修士課程に在籍。卒業設計では家と飲み屋が混ざり合い、干渉しあう空間、かつての闇市の都市スケールをルールとした凸凹な構造体が両者を分節しつつも結びつける、住宅街 + 繁華街 = 住華街を提案した。

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西倉 美祝 SDL2012 特別賞
『明日の世界企業』
2014 年東京大学大学院修士課程修了。2013年より「解体の作法」として縮退社会での住宅のあり方の研究を行う。卒業設計「明日の世界企業」は、世界企業が持つ同一的価値観を建築として社会に還元するというプロジェクトを提案した。


Cafe yomnom(カフェ ヨムノム)

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今年も、せんだいメディアテーク6FにCafe yomnomがオープンします。
飲み物、その他グッズ販売を行います。お茶やコーヒーを飲みながら全国から集まる仲間たちと語るもよし、プレゼンの準備をするのもいいでしょう。過去のSDLでファイナリストとなった人々の現在を追ったドキュメンタリー映像の上映や、過去3年分のポートフォリオの展示も行います。ぜひお立ち寄りくださいませ。
  ※3月1日-6日の作品展示期間中、せんだいメディアテーク6Fにて開催しております。

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梱包日本一決定戦

繊細かつ巨大な模型を無事、仙台に送り届けるのが梱包です。
その梱包は年々、強度と機能美に富んだものが数多く見られるようになり、もはや梱包は「作品」と呼べるほどの存在となっています。卒計を制し、梱包も制す者こそが本当の日本一であると言えるでしょう。
本大会においても、梱包日本一決定戦を開催し、ファイナル当日、『梱包日本一』を決定します!

審査基準

    • 強度
    • 運びやすさ
    • 取り出し(戻し)やすさ
    • 機能美

審査方法
予選審査員と実行委員メンバーが審査を行います。

梱包日本一、二、三・・・各1点(日本一には賞品を贈呈)
日本通運より賞を贈呈・・・1点

表彰/展示
梱包日本一の表彰はファイナル(公開審査)時に行います。
また、受賞作品は作品展示期間中せんだいメディアテークにて展示されます。

SDL2014梱包日本一受賞作品

梱包日本一作品

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福本彩織 千葉工業大学

梱包日本二作品

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寶珍宏元 福井大学

梱包日本三作品

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安藤彰悟 愛知工業大学

サポートスタッフ

全国の大学から、本大会の模型搬入、会場設営を実行委員会と一緒に担ってくれるサポートスタッフを募ります。実行委員会と一緒に、大会を盛り上げませんか。

募集要項
  ■募集人数

    • 20人(申し込み先着順)

  ■期間

    • 2015年2月25日(水)スタッフ説明会
    • 2015年2月26日(木)-2月28日(土)作業

  ■作業内容

    • 模型の搬入、設置
    • 会場設営

  ■申込資格

    • 日本国内の建築・デザインまたはそれに関連する学科の大学生及び専門学生(出展者を除く)

  ■参加特典

    • SDL2015オフィシャルブック(後日郵送にてお渡しいたします。)
    • SDL2015スタッフTシャツ
    • SDL2015ファイナル観覧チケット

  ■その他

    • 交通費・宿泊費等自己負担
    • 大会準備期間中の昼食を用意


募集期間
  2014年12月1日(月)-2015年2月1日(日)


応募登録
  応募の際は、以下のメールアドレスへ、必要事項をご記入の上ご連絡ください。
    E-mail:kikakuunei@gakuseikaigi.com
    (せんだいデザインリーグ2015実行委員会 企画運営局)

  ■必要事項
    ①氏名
    ②住所
    ③メールアドレス、電話番号
    ④学校名、学年、年齢
  また、サポートスタッフに関するご質問等ございましたら、同メールアドレスにて、対応いたします。
    ※応募人数が定員(20人)に達し次第、受付終了とさせていただきます。

関連企画の追加情報、詳細情報は随時大会HPにてご紹介します。