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「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」は、全国で建築を学ぶ学生の卒業設計作品を一堂に会し、公開審査によって日本一を決める大会です。第一回開催となる2003年以降、日本の最前線で活躍する著名な建築家の方々を審査員としてお呼びし、日本最大の卒業設計展へと成長してきました。国際的にも注目を集め、2008年には、イギリスの建築・デザイン雑誌「BLUEPRINT」に『世界で最も熱い学生イベント』として紹介されました。海外の学生も本大会に関わっており、2009年のアメリカ合衆国・プリンストン大学の学生の訪問を始めとし、現在では台湾からの数多くの学生も国際交流企画に参加しています。また、2015年には仙台市主催の国連防災世界会議の関連事業として行われました。国内外問わず注目される本大会は、近年では、建築に関わる日本の学生が世界で活躍するきっかけとなる大会であり、その存在は揺るぎないものになってきています。

 せんだいメディアテークから始まった本大会は、今回で17回目を迎えます。過去には大会の規模に応じて、仙台国際センター大ホール、東北大学百周年記念会館・川内萩ホールなどで公開審査を行うなど、様々な建築の下で開催されてきました。一方で、第1回目から現在に至るまで、せんだいメディアテークのほぼ全館を使用して予選審査・作品展示を行っています。せんだいデザインリーグ2019卒業設計日本一決定戦では、原点としてのせんだいメディアテークにて、予選審査・作品展示・公開審査の全てを行い、更なる求心性を目指します。21世紀の情報化社会にふさわしい公共建築であるせんだいメディアテークで、すべての建築学生によって新風が巻き起こされることを期待しています。

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「公平性」
  学校の枠や師弟の影響を超えて、応募した学生の誰もが平等に立てる大きなプラットフォーム(舞台)を用意すること。

〇学校推薦/出展料不要
〇学生による大会運営

「公開性」
   誰もが見ることができる公開の場で審査すること。

〇広く市民に開かれた場での審査
〇書籍、展覧会(メディアミックス)による審査記録を含む大会記録の公開/アーカイブ化

「求心性」
  卒業設計大会のシンボルとなるような、誰もが認める建築デザインの拠点となりうる会場を選ぶこと。

〇せんだいメディアテークでの開催
〇世界的に活躍する第一線級の審査員

日時.png

ファイナル(公開審査)

2019年3月3日(日)15:00-20:00

〇せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

※座席抽選の詳細はこちらから

受付は終了いたしました
(2019年2月8日)



せんだいメディアテーク公式HP

作品展示

2019年3月3日(日)-10日(日) 10:00-19:00 (最終日は15:00まで)

〇せんだいメディアテーク5Fギャラリー3300/6Fギャラリー4200


せんだいメディアテーク公式HP



審査員.png

審査員長

Akihisa Hirata wide2.ai
(c)Luca Gabino

平田 晃久 

建築家
平田晃久建築設計事務所
京都大学教授

経歴
1971年 大阪府生まれ
1997年 京都大学大学院工学研究科修
      伊東豊雄建築設計事務所勤務の後
2005年 平田晃久建築設計事務所を設立
現在   京都大学教授


作品
「sarugaku」 
「Bloomberg Pavilion」 
「太田市美術館・図書館」

著書
「Discovering New」(TOTO出版)
「JA108 Akihisa HIRATA 平田晃久2017→2003」(新建築社)




審査員

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トム・ヘネガン(Tom Heneghan)

建築家
東京藝術大学美術学部建築科教授

経歴
1975 AAスクール卒業
1976 オーブ・アラップ勤務
1979~ AAスクール ユニット・マスター
1990 来日、アーキテクチャー・ファクトリー設立
1998~2002 工学院大学特別専任教授
2002~2009 シドニー大学建築・デザイン・都市計画学部長
2009~現在 東京芸術大学美術学部建築科教授
2014 シドニー大学名誉教授

作品
1994 「熊本県草地畜産研究所」日本建築学会作品賞
1996 「富山県大山町ささやき橋」イタリアミラノトリエンナーレ
2002 「フォレストパークあだたら」日本公共建築賞

著者
2000 「10x10」Phaidon Press
2008 「The Architecture of Glenn Murcutt グレン・マーカットの建築」TOTO出版
2015 「James Stirling - The Meaning of Form」a+u 537 (2015年6月号)


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家成俊勝

建築家
ドットアーキテクツ
京都造形芸術大学准教授

経歴
1974年兵庫県生まれ。 関西大学法学部卒。大阪工業技術専門学校夜間部卒。
2004年、赤代武志とdot architectを共同設立。京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科准教授。
アート、オルタナティブメディア、建築、地域研究、NPOなど、分野にとらわれない人々や組織が集まる大阪のコーポ北加賀屋を拠点に活動。第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016)にて審査員特別表彰を受賞(日本館出展作家)

作品
No.00
Umaki camp
千鳥文化

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栃澤麻利

建築家
SALHAUS代表取締役

経歴
1974 埼玉県生まれ
1997 東京理科大学理工学部建築学科卒業
1999 同大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了
1999〜2006 山本理顕設計工場
2008 SALHAUS一級建築士事務所 共同設立
2009〜 株式会社SALHAUS 代表
現在、東京電機大学、芝浦工業大学、工学院大学 非常勤講師

作品
陸前高田市立高田東中学校
大船渡消防署住田分署
群馬県農業技術センター


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西澤徹夫

建築家
株式会社西澤徹夫建築事務所代表取締役

経歴
2000年 東京藝術大学美術学部美術研究科建築専攻修了
2000年〜2005年 青木淳建築計画事務所
2007年〜 西澤徹夫建築事務所

作品
2012年 東京国立近代美術館所蔵作品リニューアル
2015年〜京都市美術館再整備工事(工事中)
2016年〜八戸市新美術館新築工事(実施設計中)

著者
建築映画400選(共著)

180612_ 武井顔写真.jpg
(C)SADAO HOTTA

武井誠

建築家
株式会社TNA代表取締役
京都工芸繊維大学特任教授
東京大学非常勤講師

経歴
1974年 東京都生まれ
1997年 東京工業大学塚本由晴研究室研究生+アトリエ・ワン
1999年 手塚建築研究所勤務
2004年 TNA設立

作品
「上州富岡駅」日本建築学会作品賞、ブルネル賞、BCS特別賞
「輪の家」Wallpaper Design Awards
「カタガラスの家」吉岡賞、JIA新人賞
「カモ井加工紙第三攪拌工場資料館」JIA中国建築大賞特別賞、AR Award

著者
JA105 MAKOTO TAEKI + CHIE NABESHIMA / TNA
現代住宅の「ディテール」彰国社/共著



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中川エリカ

建築家
中川エリカ建築設計事務所

経歴
1983年 東京都生まれ
2005年 横浜国立大学建設学科建築学コース卒業
2007年 東京藝術大学大学院美術研究科建築設計専攻修了
2007年~2014年 オンデザイン
2014年 中川エリカ建築設計事務所

作品
2009年 ヨコハマアパートメント*
2015年 ライゾマティクス新オフィス移転計画
2016年 桃山ハウス
*は、西田司/オンデザインと共同設計

受賞
2012年 2011年度JIA日本建築家協会新人賞
2016年 第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 国別部門特別表彰
2017年 住宅建築賞2017金賞


司会

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櫻井 一弥

建築家
有限会社SOY source建築設計事務所
東北学院大学教授

経歴
1972年 宮城県生まれ
1996年 東北大学工学部建築学科 卒業
1998年 東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 博士前期課程修了
1998年 一級建築士事務所 株式会社類設計室勤務
1999年 一級建築士事務所 株式会社伊藤邦明都市・建築研究所勤務
2000年 東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 助手
2004年 博士(工学) 取得
2005年 有限会社SOY source建築設計事務所 共同設立
2007年 東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 助教
2010年 東北学院大学工学部 環境建設工学科 准教授
2014年 東北学院大学工学部 環境建設工学科 教授

審査過程.png

予選

2019年3月2日(土)

せんだいメディアテーク
5Fギャラリー3300 / 6Fギャラリー4200

全作品を対象に投票方式の審査を行い、その結果をもとにセミファイナル進出の100作品を選出。
※予選は非公開となります。

セミファイナル

2019年3月3日(日)

せんだいメディアテーク
5Fギャラリー3300 / 6Fギャラリー4200

100作品を対象に投票方式の審査を行い、その結果をもとにディスカッションを経てファイナル(公開審査)進出10作品を選出。

ファイナル(公開審査)

2019年3月3日(日) 15:00-20:00

せんだいメディアテーク
1Fオープンスクエア

ファイナリスト10組によるプレゼンテーション、審査員とファイナリストとのディスカッションを経て日本一を決定。

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日本一,二,三

日本一 1点 [賞金、副賞]
日本二 1点 [賞金、副賞]
日本三 1点 [賞金、副賞]

特別賞

特別賞 2点 [副賞]