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「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」は、全国で建築を学ぶ学生の卒業設計作品を一堂に集め、公開審査によって日本一を決める大会です。第1回開催となる2003年以降、世界の第一線で活躍する建築家の方々を審査員に招き、毎年多くの出展とともに日本最大級の卒業設計展へと成長してきました。会場は、建築学生をはじめとした多くの来場者で賑わいを見せています。

近年では、海外のメディアに取り上げられたり、海外の学生が会場を訪れたりと国際的な注目も集めております。14回目を迎える「せんだいデザインリーグ2016」は、せんだいメディアテークで予選審査・公開審査・作品展示を全て行います。強大なエネルギーを持つ学生の素直な考えがぶつかり合い、会場は熱気に満ち溢れることとなるでしょう。

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「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」では、強い思いの込められた多数の卒業設計作品が全国から仙台に集まります。その会場において、審査員と作品、審査員同士、作品同士の狭間ではどんな物語が展開されるのでしょうか。

この大会での議論は、非常に繊細なものです。作品の置く高さ、置く向き、隣の作品、その場の明るさ、見る順番、カテゴリー分けなど、様々な要素が入り乱れ、議論に影響を与えます。その境界で、強大なエネルギーがぶつかり合い、混ざり合うことで、私たちは今までに触れたことのないような世界を知ることとなるでしょう。それは、自分に良い影響を与える世界であったり逆に悪い影響を与える世界であったり、息を呑むような世界であったり絶望を感じる世界であったりとその先にあるものは誰にも予想できません。そこで生まれる未知なる世界が、会場全体、日本中、そして世界へと影響を与えることを期待しています。

せんだいデザインリーグ2016卒業設計日本一決定戦
実行委員長 谷津健志

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「公平性」

学校の枠や師弟の影響を超えて、応募した学生の誰もが平等に立てる大きなプラットフォーム(舞台)を用意すること。

  • 学校推薦/出展料不要
  • 学生による大会運営


「公開性」

誰もが見ることができる公開の場で審査すること。

  • 広く市民に開かれた場での審査
  • 書籍、展覧会(メディアミックス)による審査記録を含む大会記録の公開/アーカイブ化


「求心性」

卒業設計大会のシンボルとなるような、誰もが認める建築デザインの拠点となりうる会場を選ぶこと。

  • せんだいメディアテークでの開催
  • 世界的に活躍する第一線級の審査員

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ファイナル(公開審査)

2016年3月6日(日) 15:00-20:00

  • せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア

せんだいメディアテーク公式HP
http://www.smt.jp/


■交通アクセス
 地下鉄
 仙台駅から仙台市営地下鉄南北線・泉中央行きに乗車(3分)、
 勾当台公園駅で下車、「公園2」出口から徒歩約6分。

 バス
 仙台市営バス JR仙台駅前-60番(仙台TRビル前)のりばから
 「定禅寺通市役所前経由交通局大学病院」行きに
 乗車(約10分)、メディアテーク前で下車、徒歩約1分。

 徒歩
 仙台駅から約20分。

■注意事項

  • ファイナル(公開審査)の観覧には大会HPからの事前申し込みが必要です。
  • メディアテークの有料駐車場、また近隣のコインパーキングには数に限りがあり、ファイナル(公開審査)当日は大変混み合うことが予想されますので、ご来館の際には公共交通機関等をご利用ください。
  • メディアテークにはロッカーをご用意しておりません。お荷物は各自管理いただきますようお願いいたします。


ファイナル中継観覧

2016年3月6日(日) 15:00-20:00

抽選席(要事前予約)
せんだいメディアテーク7Fスタジオシアター/東京エレクトロンホール宮城 601,602会議室
13:30 開場
14:30 トーク企画開始(コメンテーターが、予選審査の様子や、出展作品とその選出傾向について話します。)
15:00 ファイナル(公開審査)中継
東京エレクトロンホール宮城公式HP
http://miyagi-hall.jp/

※抽選席について詳しくは座席抽選のページをご確認ください。


自由席(当日、直接来館可能)
せんだいメディアテーク 5Fギャラリー3300ホワイエ / 6Fギャラリー4200ホワイエ
14:00 開場
15:00 ファイナル(公開審査)中継

■注意事項

  • 中継観覧会場には駐車場をご用意しておりません。ご来館の際には公共交通機関等をご利用ください。(せんだいメディアテークから東京エレクトロンホール宮城までは徒歩2分。)
  • 中継観覧会場にはロッカーをご用意しておりません。お荷物は各自管理いただきますようお願いいたします。
  • 中継観覧会場として予定されていた東北大学片平さくらホール2F会議室は都合により使用しないことになりました。


作品展示

2016年3月6日(日)-3月13日(日) 10:00-19:00
(初日は9:00開場、最終日は15:00まで)

  • せんだいメディアテーク 5Fギャラリー3300 / 6Fギャラリー4200

3月7日(月)のみファイナル選出の10作品をせんだいメディアテーク1Fオープンスクエアで展示(自由観覧)
3月8日(火)-3月13日(日)はせんだいメディアテーク5Fギャラリー3300に特設ブースを設けて展示。

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審査員長

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         ©takashi okamoto

西 沢 立 衛
建築家
SANAA
西沢立衛建築設計事務所
横浜国立大学大学院Y-GSA教授

経歴
1966年 東京都生まれ
1990年 横浜国立大学大学院修士課程修了、妹島和世建築設計事務所入所。
1995年 妹島和世と共にSANAA設立
1997年 西沢立衛建築設計事務所設立

主な受賞に、日本建築学会賞、ベネツィアビエンナーレ第9回国際建築展金獅子賞* 、ベルリン芸術賞*、プリツカー賞*、藝術文化勲章オフィシエ、村野藤吾賞。
主な作品に、ディオール表参道*、金沢21世紀美術館*、森山邸、House A、ニューミュージアム*、十和田市現代美術館、ROLEXラーニングセンター*、豊島美術館、軽井沢千住博美術館、ルーヴル・ランス* など。
(*はSANAAとして妹島和世との共同設計及び受賞)

審査員

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手 塚 貴 晴
建築家
手塚建築研究所
東京都市大学教授

経歴
1964年 東京都生まれ
1987年 武蔵工業大学卒業
1990年 ペンシルバニア大学大学院修了
1990-94年 リチャード・ロジャース・パートナーシップ・ロンドン勤務
1994年 手塚建築企画を手塚由比と共同設立(1997年 手塚建築研究所に改称)
2009年- 東京都市大学教授

主な受賞に、日本建築学会賞(作品)(2008年ふじようちえん)、日本建築家協会賞(2008年ふじようちえん)、グッドデザイン金賞(1997年副島病院)(2013年あさひ幼稚園)

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         ©Alexandre Isard

田 根 剛
建築家
DGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS)

経歴
1979年 東京都生まれ
2002年 北海道東海大学芸術工学部建築学科卒
2003年 デンマーク王立芸術学院・客員研究員
2006年 DGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS)をパリ・フランスに設立
2012年- コロンビア大学GSAPP非常勤講師

主な受賞に、エストニア国立博物館国際設計競技・最優秀賞(2006年)、フランス文化庁新進建築家賞(2008年)、ミラノ建築家協会賞受賞(2008年)、イアン・チェルニコフ賞・ノミネート(2010年)、新国立競技場基本構想国際デザイン競技・最終選考入選(2012年)、ミラノデザインアワード 『LIGHT is TIME』 2部門受賞(2014年)。

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            ©増田好郎

倉 方 俊 輔
建築史家
大阪市立大学大学院准教授

経歴
1971年 東京都生まれ
1994年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1996年 同大学院理工学研究科修了
1999年 同大学院理工学研究科博士過程満期退学 博士(工学)
2010-11年 西日本工業大学准教授
2011年- 大阪市立大学大学院工学研究科准教授

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        ©Naoaki Yamamoto

成 瀬 友 梨
建築家
成瀬・猪熊建築設計事務所
東京大学大学院助教

経歴
1979年 愛知県生まれ
2007年 東京大学大学院博士過程単位取得退学
2007年 成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立
2009年 東京大学大学院特任助教
2010年- 東京大学大学院助教

地域・ライフスタイル・コミュニケーションという観点から建築を考え、シェアをキーワードに設計を行う。
主にシェアハウス・コワーキングスペース・イノベーションセンター・福祉施設などを手がける。
主な受賞に、2015年日本建築学会作品選集新人賞、JID AWARD 2015大賞、2014年Best of Asia Pacific Design Awards Winning Projects 最優秀賞。
主な作品に、FabCafe Tokyo、LT城西、柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)、りくカフェなど。

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          ©ケンプラッツ

小 野 田 泰 明
建築計画者
東北大学大学院教授

経歴
1963年 石川県生まれ
1986年 東北大学工学部建築学科卒業
1986年 東北大学キャンパス計画室
1993年 博士(工学)取得(東北大学)
1997年 東北大学工学部建築学科助教授
1998-99年 カリフォルニア大学ロス・アンジェルス校客員研究員(文部省在外研究員)
2007年 東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 教授
2012年 東北大学災害科学国際研究所 教授(兼担)

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福 屋 粧 子
建築家
AL建築設計事務所
東北工業大学准教授

経歴
1971年 東京都生まれ
1994年 東京大学工学部反応化学科卒業
1996年 東京大学工学部建築学科卒業
1998年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了
1999年-04年 妹島和世+西沢立衛/SANAA勤務
2005年 福屋粧子建築設計事務所設立
2006年 慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科助手
2007年 慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科助教
2010年- 東北工業大学工学部建築学科講師
2012年 AL建築設計事務所を共同設立
2015年- 東北工業大学准教授

司会

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          ©Echigoya Izuru

本 江 正 茂
東北大学大学院准教授
1966年富山県生まれ、1993年東京大学大学院工学系研究科博士課程中退。専門は都市・建築デザイン。主な著書に『プロジェクトブック』(彰国社,共著,2005年)、『Office/Urbanism』(新建築,共著,2003年)など。

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予選

2016年3月5日(土)
せんだいメディアテーク
5Fギャラリー3300 / 6Fギャラリー4200

全作品を対象に投票方式の審査を行い、その結果をもとにセミファイナル進出の100作品を選出。
※予選は非公開となります。


セミファイナル

2016年3月6日(日)
せんだいメディアテーク
5Fギャラリー3300 / 6Fギャラリー4200

100作品を対象に投票方式の審査を行い、その結果をもとにディスカッションを経てファイナル(公開審査)進出10作品を選出。


ファイナル(公開審査)

2016年3月6日(日) 15:00-20:00
せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア

ファイナリスト10組によるプレゼンテーション、審査員とファイナリストとのディスカッションを経て日本一を決定。

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日本一 1点 [盾、賞状、賞品 HermanMiller社Aeron Chairグラファイト進呈(株式会社庄文堂より提供)]
日本二 1点 [盾、賞状]
日本三 1点 [盾、賞状]

特別賞 2点 [賞状]

※都合により副賞の内容を変更いたしました。

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